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これまでの実績を基に企業がかかえる課題を物流機器を通してご提案します。私たちは関東近県に工場や研究所のある法人様にもご好評をいただいています。また、医療事務関連や、輸送運搬事業者様からのご依頼も多くなっております。
相談内容や商談規模に関わらずお気軽に無料訪問をご利用ください。
お客様に合わせて訪問は可能です。ご指定の日程と時間をご指定ください。
※関東近県に限らせていただきます。
下記の訪問依頼フォームをご利用ください。
担当者より確認のご連絡をさせていただきます。
タイヤ材質別物性表
注意:上記は材質のみの一般特性です。あくまでタイヤ材質選択の参考程度としてください。
ゴム車輪(R) S-RWB
ウレタンゴム車輪(U) W-UB
ポリブタジェンラバー配合で、さらに高品質・高性能
油に強く、動きは軽い。だから工場等の運搬作業に最適
ポリブタジェンラバーを多く配合したジェンゴム車輪は、その材質特性により、優れた性能と品質を実現します。たとえば、天然ゴムより磨耗が遅く、高い耐水性を発揮し、さらに始動・走行抵抗が少ないため、動きは軽快かつ滑らかです。反発弾性に優れ、振動吸収性も良く、ラバーの欠け・切れも防止。芯金とラバーの接着強度も高く、安定品質を長期間維持できます。
ゴムに対して走行抵抗が1/2から1/3と低いため、運搬の負担を軽減し、スピード化にも貢献します。またゴムの3倍を誇る耐圧荷重により、品質・性能を落とさずにタイヤ巾(リム巾)を半分に抑えたり、車輪数を減らすことも可能。ゴムの5倍の耐摩耗性は高耐久性を約束します。油分を吸収しないため、工場等での使用にも適しています。
ダクタイル車輪(FB) W-FB
MCナイロン車輪(MC) W-MCB
高負荷に対応する強靭さと「しなやかな足回り」を両立
低温から高温まで過酷な作業環境の下で性能を保持
鋳鉄素材は他の金属よりパーライトを多く含み、耐摩耗性・耐熱性に優れています。また黒鉛鋳鉄特有のハイレベルの振動減衰性は、高負荷対応の金属車とは思えないしなやかな足まわりを実現します。地下に埋設する水道管と同材質であるため、防錆・耐蝕性も抜群。経済的なロングライフの車輪です。
高強度・高硬度を特徴とするMCナイロン。他のゴム製品や樹脂製のタイヤに比べ耐荷重性に優れ、また始動・走行抵抗も少ないため重量貨物の運搬に、きわめて高いパフォーマンスを発揮します。さらに、耐熱性・絶縁性に優れているため、低温から高温まで過酷な作業環境にも適応。引火物を取り扱う現場での使用にも適しています。
ナイロン車輪(N) S-N
ホコリや汚れの拭取りが容易。清潔環境を維持できます。
耐水、防錆性に優れ、美しい外観を長期に渡って保ちます。また、ホコリや汚れの掃除も容易。つねに作業環境を清潔に維持できます。
*水洗いや海水に浸かる環境での使用は不可
「安全に正しくご使用いただくために」のご説明です。また使用者の責任で製品を改造・組み換え・塗装することや溶接などの方法で取付けることには責任が負えませんのでご了承下さい。
誤った使用は、変形・磨耗・劣化を進行させ、キャスターの破損による人的・物的損害の原因となりますので、次のような使用は絶対にしないで下さい。
キャスターの許容荷重を超えた使用をしない。
キャスターを落とさない。
強い衝撃を与えない。
歩行速度を超える移動環境で使用しない。
規定の温度(-5℃〜+60℃)の範囲外の環境で使用しない。
酸・塩アルカリ・油などの特殊環境下で使用しない。
傾斜地へは放置しない。
ストッパー付も同様です。
動力による牽引はしない。
(移動は人力で)
キャスターのボルト・ナットが緩んだまま使用しない。
キャスターの主な用途
キャスター製品は主としてハンドトラック、ハンドリフトトラック、ロールボックスパレット、構内運搬車およびその機器に取付け人力で間欠的に搬送する場合に使用するものです。
1.安全に正しくご使用いただくために
使用温度
-5℃〜 60℃
使用荷重
容荷重以下で使用の使用。
安全率を考えて、許容最大荷重×80%まででの使用をお薦めします。
使用速度
車輪径
走行速度
100mm未満
2km/h以下
100mm以上
4km/h以下
2.使用環境について (1)通路と路面
路面の凹凸の大きさは衝撃抵抗力に比例するので粗悪な路面では許容最大荷重の維持は不可能です。同様に通路の段差は落下衝撃となりキャスターの破損・損傷の原因となります。したがって積荷を落下させたり、キャスターに極度の衝撃を与える使い方をしないで下さい。
3.使用環境について (2)作業内容
下記の条件では使用できません。どうしても避けられない場合には、必ずご相談下さい
1.
水洗いを必要とする現場や、海水に浸る作業に使用するキャスターは、錆化・腐食がきわめて早く進行します。
2.
酸・塩・アルカリその他の薬品についても、著しい劣化現象の原因となります。
3.
油の付着は車輪の素材に化学変化を起こし、劣化・破損へとつながります。
4.
高温、低温、多湿等の作業場での使用は、車輪を中心としてキャスター全体に強いダメージを与え損傷の原因となります。
4.ストッパーについて
1.
キャスターのストッパーは、車輪の回転や旋回を制動する為のものでロックるす為のものではありません。
制動性能に厳しい要求がある場合は他に対策が必要です。
2.
使用による磨耗・損傷で、気が付かない間に制動性能が低下します。
3.
強い衝撃などによりスットパーが解除する場合があります。
4.
硬い車輪の場合は、軟らかい車輪に比べ制動機能が劣ります。
5.キャスターの取付け
1.
キャスターの取付けは、正しくきっちり取付け、ボルトやネジの緩みやカダが生じないようにしてください。
制動性能に厳しい要求がある場合は他に対策が必要です。
2.
キャスターに対し、荷重が垂直にかかるように取付けてください。
3.
旋回式キャスターは、センターピンの中心が垂直になるように取付けてください。(図A)
4.
固定式キャスターは固定式キャスターどうしが平行になるように取付けてください。(図B)
5.
ネジ式やカップリング式はの取付けはステムの六角部で締めてください。
旋回ストッパーをかけてキャスターごと締めないでください。
6.保守・点検要領について
1.
安全確保・破損防止のためには、キャスターの定期的な保守・点検が絶対に欠かせません。次のア〜エは通常点検時の必須項目です。
A) キャスター取付け部の締付けは完全か?
B) 支持金具に亀裂・破損等が生じてはいないか?
C) 車輪の軸受・車軸の締結に異常はないか?
D) 車輪に亀裂・破損はないか?磨耗の頻度は?
2.
軸受部や旋回部の油切れや異物の巻き込みなどは入念に除去し給油を確実に実施してください。
3.
旋回式支持金具で最も注意が必要なのは上皿・下皿の開口具合です。衝撃により口が開き、さらに鋼球が飛び出して旋回性能が阻害されることも多いため、直ちに使用を止め新品に交換してください。
事故を未然に防ぐために、不備・不具合を発見したポイントを直ちに保守・整備・修理・交換し、常に完全なコンディションを保つようにして下さい。
7.取扱上の注意
1.
許容荷重を超えた使用はしないで下さい。
2.
落下、振動など衝撃の加わる使用はしないで下さい。
3.
勾配のある床面や、坂道の途中への放置は絶対にしないで下さい。
4.
スットパー付のキャスターでも同様に傾斜地への放置はしないで下さい。
5.
ストッパーは靴を履いた足により操作してください。
6.
ストッパーペダルを過度に踏みつけたり、ハンマーなどで叩いたりしないで下さい。
7.
ストッパーをかけたまま無理に動かさないで下さい。
8.
走行中のストッパー操作はしないで下さい。
9.
ストッパーをかけたままの移動はしないで下さい。
10.
機器の運搬に、動力による牽引は一切しないで下さい。
11.
積荷を落下させたり、キャスターに極度の衝撃を与える使い方をしないで下さい。
12.
キャスターには、側面からの外力を与えないようにして下さい。
使用者の責任で製品を改造・組み換え・塗装することや溶接などの方法で取付けることには責任が負えませんのでご了承下さい。